ミニ四駆と言えば、80~90年代にブームになった「小型の動力付き自動車模型」と呼ばれるプラモデルです。
子供から大人まで夢中になって遊んだ大人気ホビーの「ミニ四駆」がスマートフォンのアプリとして登場しました!
本記事では、ミニ四駆超速グランプリ(以下超速GP)での『コースアウト対策や攻略方法』についてご紹介します!
ミニ四駆超速グランプリ(アプリ)コースアウト対策や攻略方法は!?
どうしても速度の速いマシンを作り上げると速度の出過ぎによる「コースアウト」という壁にぶち当たります。
そんなコースアウトの対策や攻略方法についてご紹介しますので是非参考にして下さい!
コースアウトしない方法
コースアウトにはいくつかの種類があります。
基本的にはスピード過多によるものなのですが、細かくわけると以下の原因があります。
コースアウトの原因は?
■オーバースピード
単純にスピードが出過ぎてしまい上手くコーナーを曲がれなかった時に起きる
■着地失敗
ジャンプセクションを抜けた時や車体が浮いてしまうセクションでの着地時に起きる
■バウンド
制振値が低くマシンが不安定な状態で走行している時などにコーナーへ差し掛かった瞬間に起きる
■耐久不足
長距離の走行によりパーツの耐久力が無くなると起きる
このように、コースアウトにも色々原因があるのでセッティングも細かくしていく必要があります。
コーナーリング対策 着地失敗防止やバウンド抑制方法などを紹介!
一番頻度の高いコースアウトは、コーナーリングの安定不足によるものです。
それらを加味し、こちらではコーナー対策に必要なパーツをご紹介いたします。
スタビライザーの装着
スタビライザーとは、走行時にコースの壁に触れてマシンを減速させてコースアウト率を下げてくれるパーツになります。
装着できる位置は前・中・後の3箇所に装着させることができます。
ローラーの装着
コースアウト対策の胆となるはローラーの装着です。
装着できる基本位置は前・中・後と、スタビライザーと同じ個所に装着させることができます。
また、「ステー」の取り付けにより装着できる数も増やすことが可能になります。
ミニ四駆超速グランプリのローラーおすすめ改造やタイミングについて
↑上記リンク先にローラーについて細かくご紹介していますので是非こちらも参考にしてください!
ステーの装着
ステーは、マシンのスピードを制御してコーナーでの減速に影響するパーツです。
コーナーで減速させることにより、コーナリング時のコースアウト率を下げてくれる効果があります。
その他にもスタミナ耐久が上昇します。
装着できる箇所は、これまで同様、前・中・後になっており、種類も様々あります。
ステーの種類によっては、ローラーの取付が多くできるものもありますので、コースに応じて付け替えたりしましょう。
シャーシの変更
シャーシの持つ特性によっては、初めからコースアウトを防ぎやすい特性を持っています。
特に、スラスト角が高いシャーシを使用すればコースアウトがしにくくなります。
注意しなければならない点は、スラスト角が高くなるほどコーナリング時の速度が低下します。
どうしても持っているパーツだけでは対策ができないという時などに使用するようにしましょう。
コーナー安定ステータスの向上
上記内容を基に、更に「コーナー安定」の数値を上昇させることでコースアウトを防ぎやすくすることができます。
コーナー安定の数値を上げるにはコーナー安定値の高いパーツを取り付けるのが最善です。
そこから更に、改造によってコーナー安定値を盛っていくようにしましょう。
コーナー安定値を盛るオススメ
■ローラー
まずは一番効果が得やすいローラーの選択をしっかりと行ってください。
特にオススメなのが、初期段階で安定値が高いのが、19ミリゴム付きアルミベアリングです。
もしもこのローラーを複数個所有していれば、付けられる箇所に付けておくだけで安定値をかなり盛ることができます。
■改造
ローラーの改造項目に「コーナー安定○」などといった表記がある改造を施すことで数値を盛ることができます。
ただし、コーナー安定を求めすぎるとスピードが減速してしまうこともあるので注意してください。
■コースアウト防止特性スパーツの使用
上記画像のような「kp」と表記されたパーツを使用することでコースアウトを防ぎやすくすることができます。
各種パーツ、左下に表記されています。
ジャンプ対策
走行中に車体が浮いたりしてジャンプしてしまうコースでは、ジャンプ後にコースアウトしてしまうケースもあります。
それらを対策するためには以下の点を意識してみてください!
1.ジャンプ適正を持つパーツを取り付けてみる
上記画像に表記されている「J」のマークがついてるパーツを使用してみてください。
ジャンプ適正のパーツを取り付けることで、ジャンプ後の着地でバランスを崩しにくくなるのでコースアウトしにくくなります。
主にジャンプ適正の特性があり効果が大きく影響するパーツは「リヤステー」となっています。
ジャンプ時に路面にパーツ部を接触させることでブレーキ効果を生み、速度を減速させてジャンプを防ぐことができます。
2.マシンの重心を安定させる
マシンの前後の重量を同じくらいにすると、マシンが安定してコースアウトしにくくなります。
取り付けられるウェイトはフロントとリヤに取り付けることが可能です。
ウェイトの種類は「2g/4g/6g/8g」の4種類です。
前後の重心を確認するにはマシン診断で行うことができます。
ウェイトの取り付けによって前後のバランスが「0」になるように微調整しましょう!
3.バウンド抑制特性があるボディやパーツに変更する
バウンドはその名の通り、ジャンプの着地時や車体が少しでも浮いてしまう時に起きる現象です。
そういったバウンド率を減らすためにも、「バウンド抑制」の特性を持つパーツを使用しましょう。
主に、
■ボディ
■シャーシ
■ホイール
上記のパーツがバウンド抑制の特性を持っています。
バウンド抑制の数値が高ければ高いほどバウンドしにくくなります。
4.低反発タイヤの使用
タイヤには「低反発タイヤ」という特性をもったタイヤがあります。
主に、「スポンジ・スリック」系のタイヤ持っている特性となっています。
反発数値が低いほどバウンド減少が起きにくくなります。
低反発特性はジャンプによる着地失敗防止にもなるので非常に有用な特性と言えます。
耐久不足対策
走行時間が長くなったり、登り坂やウェーブ、デジタルコーナーが続くと耐久力が減少します。
耐久力が無くなると、各パーツが走行に耐えれなくなりコースアウトを引き起こします。
こうした耐久不足を補うためには以下の対策を行うと良いでしょう!
耐久UP特性を持つパーツの使用
ボディやステーには、初めから耐久値が非常に高いパーツが存在します。
特にボディは「スタミナ耐久UP」という特性を持っている物があり、その特性効果は大きいです。
節電効果を持つパーツの使用
電力消耗を抑えるために必要な特性の「節電」。
消費電力が大きくなればなるほどスタミナの消費も激しくなり、レース終盤で耐久不足になりがちになります。
そんな消費電力を抑えるために、節電の効果はとても大事です。
節電は主に、ボディの「特性・改造」やアクセサリーの「特性・改造」で得ることでができます。
コースアウトをしないように速く走るための攻略
色々と対策ができたら後は如何にして速いタイムで走りぬくかです!
コースアウト対策を施すことでマシン自体の速度が低下してしまうことが多いです。
では、実際にコースアウトをさせずに速いマシンを作るにはどうしたらいいのか?
それらについて解説していきます。
スピードを抑えながら微調整していく
ここまで多くの対策をご紹介してきましたが、一番効果のある方法は「スピードを出し過ぎない」です。
あくまでもレースに勝ちつつ完走を目指すということを目標にするのであればスピードの出し過ぎは厳禁です。
超速グランプリのような対人レースでは誰よりも速く走ることが重要ですが、まずはコースアウトせずに完走することを目指しましょう!
パーツの組み合わせとマシン診断の数値
ある程度コースアウトをしないセッティングが組めたらマシン診断を行ってください。
その時に算出された数値をベースとし、そこから速度を上げていくセッティングをしていきます。
とても細かい作業ですが、「○○㎞だとコースアウトしない」「○○㎞以上になるとコースアウトする」。
こういった比較をすることでパーツの変更による細かい微調整をすることができます。
あくまでも最初は、コースアウトしないセッティング!を心がけ、その時の各ステータスの数値はどうだったのか?
これを覚えておくようにしておくと良いでしょう!
まとめ
コースアウトの最大の原因はスピードの出し過ぎです。
コースアウトの種類に応じてセッティング内容を見直すようにしましょう。
速度を保ちながらコースアウトをしないようにするためには、様々な対策を施さなければなりません。
まずはコースアウトをせずに完走できるセッティングを目指してください。
完走できるセッティングができたら、それをベースに細かいセッティング変更を行いより速いマシンを仕上げましょう!